みなさんはディズニークルーズってどんなものかご存知ですか?私自身、そもそも豪華客船というものにも乗ったことがなかったし、実際に乗るまではイマイチどんなものかはよくわかっておらず、『キャラクターに会えるディズニーの船』くらいの認識でした。なんとなーくイメージはできるけど、どんなことができて、どんな場所に行けて、どんな種類があって、いくらくらいかかるのかはよくわからない、と言う方は多いと思います。というわけで!今回の記事ではディズニークルーズラインについて解説していけたらと思います。
何ができるの?
ディズニークルーズラインでできることは大きく分けて①グリーティング、②ショー、③食事、④寄港地での観光だと思います。基本的にこれら全てがクルーズ料金に含まれているので、ショーを見るためにお金を払ったりレストランで金額を気にしながら食事を頼むこともありません。
①グリーティング
クルーズの魅力はなんといってもグリーティング!!クルーズでしか会えない衣装を着たキャラクターに会うことができます。初めてクルーズに乗るまでは、いろんなところにランダムでキャラクターが歩いているのかなと思っていましたが、基本的には何時にどこでどのキャラクターに会えるのかはクルーズのアプリに表示されるので計画を立てて会いに行くことができます。たまにスケジュールにないキャラクターがお散歩していたりもしますが、スケジュール通りでもものすごい回数キャラクターに会えるので大満足できますよ!

定番のキャプテン衣装はもちろん、その日のテーマや寄港地によって違う衣装を着てくれるので、同じキャラクターにも毎日会いに行きたくなります!どの衣装もどのキャラクターも可愛かった…!!詳しくはまた別の投稿にまとめますね!

②ショー
日によって違うショーを見ることができるのもクルーズの魅力。今日はロビーでツリーの点灯式、明日は屋外のデッキでクリスマスのショー、明後日はシアターでミュージカルショー…などなど、毎日本格的なショーを見ることができます。

特に素晴らしいのがシアターのミュージカルショー!大きな舞台にしっかりとした舞台装置、生台詞に生歌!約1時間の本格的なミュージカルショーがクルーズで見られるんです。私は3種類のミュージカルショーを見ましたがぜんぶ本当に素晴らしかったです!!このためだけにまた船に乗りたいくらい!!本っっっっっ当に素晴らしかった!!

③食事
食事は基本全てクルーズ代に含まれているため食事のたびに金額を気にする必要はありません。朝や昼は営業しているレストランやビュッフェで好きな時に好きなものを好きなだけ食べることができます。ビュッフェは好きなもを自分でとりに行くスタイルで、サーバーさんのいるレストランは席に着いたらメニュー表の中から好きなものを頼むスタイル。好きなものを好きなだけ頼めるので、立ち上がらなくていいビュッフェのようなものです。この世の天国か。

日中から夜にかけてはフードスタンドもオープンするので、ピザやサンドイッチなども夜までずっと食べ放題。ソフトドリンクのステーションは24時間開いているので飲み物も飲み放題!アメリカディズニーでコーラを頼むと一杯で500円とかするのに…

夕食は「ローテーション・ダイニング」というシステム。3ヵ所のレストランを日ごとに回っていき、こちらは時間・場所の指定があります。レストランは席に着いたらメニュー表の中の好きなものをサーバーさんに頼むスタイルなので、立ち上がらなくていいビュッフェ式です(笑)長期の航路だと同じレストランに2回行くこともありますが、なんんとびっくり!!同じレストランでもメニューがガラリと変わるんです!なので、毎晩夕食が楽しみになります。

アルコールは有料で、そのほかにも予約が必要な有料のレストラン、有料のお菓子屋さんなどもありますが、そこを除けば基本的にはなんでも食べ放題だと思って差し支えないと思います。ご飯はどれも美味しくて大満足!基本的にクルーズでは空腹を感じる時間はなく、1日の終わりにはいつもお腹がパンパンになりながらベッドに倒れ込みます(笑)
④寄港地
丸一日海の上をはしってプールやデッキで優雅な船旅を楽しむ日もあれば、寄港した土地でその場所ならではのアクティビティを楽しむ日もあるのがクルーズの魅力。美しい砂浜で海を楽しむことができる航路もあれば、ヨーロッパを巡るものや、氷河を見ることができるものもあります。

今回私が行ったのはディズニーが所有する2つの島に行くことができる航路。島に寄港する日は朝から夕方まで島で過ごすことができ、キャラクターとグリーティングしたり、その土地にちなんだ食事を楽しんだり、その島限定のグッズを買ったりすることができました。グリーティングがある時間は限られているので、キャラクターが好きな方もそのほかの時間はのんびり海辺でリラックスしたりできます。

どんな種類があるの?
なんとなくクルーズでできることがわかったところで、ディズニー・クルーズの種類について簡単に説明していきます。
船の種類は現在6隻。
まず、現在運航している船は6つ。①ディズニー・マジック、②ディズニー・ワンダー、③ディズニー・ドリーム、④ディズニー・ファンタジー、⑤ディズニー・ウィッシュ、⑥ディズニー・トレジャーです。ちなみにこの3色の色分けは船の大きさと型で分けています。黄色の2隻が一番小さくて約8.3万級、赤色が12.9万トン級、青色が13.5万トン級です。それぞれ姉妹船として同じような大きさ、型になっています。

ちなみに私が今回乗船したのはディズニー・ドリーム号。初めて見た時は横長の巨大なビル!!!!!という感じで、中級の船とはいえ、びっくりするくらい大きかったです。水面からの高さは約57m。これはほぼタワー・オブ・テラー(約59m)の高さと同じです。
ちなみに2025年11月にはディズニー・デスティニー、12月にはディズニー・アドベンチャーの就航が決まるなど、どんどん新しい船が発表されています。

船ごとに設備の違いはあるの?
船のロビーには異なるキャラクターの銅像があり、船の船頭についているキャラクターも違います。ドリーム号は銅像はドナルドで船頭は魔法使いの弟子のミッキーになっています。その船のロゴと船頭がモチーフになったグッズも限定で売っているのでお土産にもぴったり!

レストランやショップやバーやショーは共通するものもあれば、その船にしかないものもあります。これが本当にややこしい!(笑)このレストランはドリームとファンタジーにあって…このショーはここにしかなくて…このショップは…などなど。言い出したらキリがないくらい!!私は船のレストランや設備に関しては乗るまではよくわかってなかったし、わかってなくて大丈夫!!(笑)

もちろん、どうしてもこのショーが見れないとヤダ!どうしてもこのレストランに行きたい!という確固たる希望がある場合がある場合は船から選んでもいいかもしれません。しかし基本的にはこの後説明する“航路”を決めるのが優先になるかと思います。
航路の種類はたくさん!
いまある船が6種類ってことは航路も6種類?と思うかもしれませんが、実は航路はめちゃくちゃたくさんあります。公式HPにある目的地だけでも以下の写真の通り!多すぎ!!!(笑)

目的地は多岐に渡るし、乗った港に戻ってくる航路もあれば片道運航の航路もあるし、同じような場所に行くとしても何泊にするか、どの港から乗るか、などなど、たくさんの選択肢があります。わからない!!選べない!!!(笑)わたしがどうやって選んだかについてはまた改めて記事にできればと思います。

船の数に比べてなぜこんなに航路がたくさんあるのかというと、期間限定や年数回だけ出港するクルーズがたくさんあるから。通年で定期的に出航している航路はバハマとカリブ海のみ(今回私が乗ったものに似た航路)です。この船は今は主にこの航路を担当している、というのがある程度決まっているため、乗りたい船で選ぶというよりも行きたい航路と日数を選んだらこの船だった!という感じになるかなあと思います。

大体いくらかかるの?
時期、航路、日数、部屋のランクによってさまざま!
航路やお部屋のランク、時期や日数によってかなり変わるので一概にこう!とは言えません。2025年1月現在、検索したところ一番安いのは1月のオーストラリア2泊の航路で2名$1,267(1人約9万円)で、一番高いのは7月の地中海12泊の航路で2名$14,357(1人約107万)。びっくりするくらい差がありますよね!(笑)

クルーズ以外にかかる金額もさまざま!
もちろん上記の金額はクルーズだけの金額なので、クルーズに乗る港に行くまでの航空券はまた別。航空券も行き先、時期、航空会社、座席のランクによって金額はかなり差がありますよね。空港から遠い港だとさらに交通費がかかるかもしれないし、近くのホテルに前泊しないといけない旅程かもしれない。

ほかのディズニーパークのようにこの時期なら大体このくらい!という金額が具体的に調べてみるまでよくわからないのが、ディズニークルーズラインのハードルが高い一つの理由かもしれません。(ちなみにカリフォルニアディズニーの金額はこちら)
まとめ
今回の記事ではめちゃくちゃざっくりとまとめましたが、いかがでしたでしょうか。
実際の乗船レポや航路を選んだ決め手、私の航路と日程でどのくらい金額がかかったのかなどは今後の記事でより具体的にまとめられればと思います。
最後まで読んでいただきありがとうござました!